肛門科

肛門科では痔核（イボ痔）、裂肛（キレ痔）、痔瘻・肛門周囲膿瘍などの肛門の疾患を専門的に診療致します。お尻のお悩みは、何でもご相談ください。早期にご受診されることで、治療期間も短くなる可能性が高くなり、患者様へのお身体のご負担も軽減することができます。

肛門科の診療について

「痔」の80％程度の患者様は、保存的療法（薬物治療、生活習慣や排便習慣の改善）で治療することができます。残りの20％程度の患者様は、保存的療法での治療が難しいと考えられます。その場合、手術などによる治療が必要となります。症状により手術治療が必要と判断した場合、適切な病院への紹介もいたします。

内痔核（脱肛）、肛門ポリープ、直腸脱などが考えられます。比較的まれですが、直腸にできた大腸ポリープが脱出する場合もあります。大腸ポリープは肛門ポリープと異なり、大腸がんに進む可能性があるため、早めの切除が必要です。

肛門科外来で最も良く見られる症状で、痔核（イボ痔）、裂肛（キレ痔）などが考えられます。しかし、大腸がんや慢性の大腸炎など大腸の病気である可能性もあり、その場合には診断の遅れは許されませんので、大腸内視鏡検査で専門的に診察する必要があります。

裂肛（キレ痔）、血栓性外痔核、肛門周囲膿瘍、または脱肛などの疑いがあります。

肛門部皮膚炎（湿疹）のほか、時に肛門部白癬、肛門部カンジダ症の疑いもあります。